タルボサウルス(Tarbosaurus)

イラスト・川崎悟司

体長 9〜12m
分類 【恐竜】獣脚類、人気のティラノサウルスの仲間
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6500万年前)
生息地域 アジア(モンゴル)
特徴 白亜紀は北アメリカ西部と東アジアが陸続き(ユーラメリア大陸)だったためティラノサウルス科の恐竜はアメリカとアジアを自由に行き来できたといわれています。このアジアの覇王と呼ばれるタルボサウルスは北米のティラノサウルスに骨格が酷似しているため同種であると考えられていますが、ティラノサウルスに比べ、タルボサウルスは上腕骨が短いため前肢は非常に小さく、また下アゴは骨の組み合わさりがガッチリしており、骨の開いている穴が小さいため、頭骨に受ける衝撃は異なっています。これは北アメリカのティラノサウルスとアジアのタルボサウルスでは獲物となる動物が異なるためだと考えられています。
画面を消す