ケイチョウサウルス(Keichousaurus)

イラスト・川崎悟司

体長 20〜30cm
分類 【恐竜の仲間】海生ハ虫類
年代
生息地域 海(中国)
特徴 ノトサウルスやパキプレウロサウルスなどの原始的な鰭竜類の仲間です。このケイチョウサウルスはその中でも小型で、体長が最大でも30cmほどしかありませんでした。指の骨は後の鰭竜類と違って、数が増えておらず、ヒレになった足で泳ぐより体を左右にくねらせて泳いでいたと考えられています。あまり深くは潜らず、浅海や陸を行き来する生活を送っていたといわれています。中国貴州省で、胎児を宿したケイチョウサウルスの化石が発見されており、骨盤の関節は柔らかく短時間で出産できることができました。これで、ステノプテリギウスなどの魚竜類、有鱗目(ヘビ、トカゲ)のモササウルス類に続き、胎生であることが判りました。
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